こんにちは。
わけあって今日は遅い出勤となり、珍しく午前中にこの記事を執筆し始めています。
わたしは昨夜どうにも眠れず、頭痛とけだるさで重苦しい朝を迎えております。
暑くなってきて夜中の気温が高くなったこともあって睡眠不足が続いている気がします。
よくないですね〜;;
あなたは夜しっかりと眠れていますか?
今日は、昨夜のまさに眠れなくて苦しんでいるときに知足さんから聞かされたおはなしについて書きます。
わたしと同じように眠れなくて困っている方はぜひ読んでみてくださいね。
もくじ
「今朝はとても怒っていましたね」
あ……
………はい…………;;
そうでした。
このどうしても寝つけぬ夜、知足さんからこの通りのダメだしをされたのです。
眠れない理由を考えて悶々としているわたしに、知足さんがいいました。
「怒りの感情は睡眠の大敵です」
はい、すみません…;;
実は、朝からワケがありまして、つい怒りの化身になってしまったのでした。
「この人は人手が足りなくて大変なときになんでこんなおかしな指示を出すのだろう…」
このような業務上のちょっとした不快な感情が、それまでに堆積していた疲労とストレスの混合物に火をつけ、見事に炎上してしまいました…。
おそろしいことです;;
そして、知足さんにこういわれました。
「腹を立てるくらいなら、なにも考えないほうがよろしい」
いつもいつも腹を立ててはならぬといわれ続けていますので、さすがの知足さんも投げやりになってきているのでしょうか(悲)
しかし、何も考えないというのは、つまりは頭の中を空っぽ=「無」にするということですよね。
よけいに難しいような…。
最近は、なにかにつけて
「あなたはすでに知っておられます」
と邪険にあしらわれる傾向があるので、知足さんもご機嫌ななめなの…?と少しばかり心配しております。
感情と脳波と生活の質の関係
さて、話を続けますが、知足さんによると「日中の脳波が高くなりすぎると、その影響で夜間に心が静まらず、眠りを妨げる」のだそうです。
それで思い出したのですが、よく知足さんは「感情と脳の発する周波数(脳波)は密接に関係している」といっています。
たとえば、人間が怒りの感情を持つとき、脳からはとても高い周波数が出るのだそうです。
感情が高ぶるのにあわせて脳波も高くなるというのはわかる気がします。
ところが、知足さんがいうには、怒りとは逆の悲しみや不安の感情をもつときにも同じように脳波が高くなるらしいのです。
わたしはそれを聞いて不思議に思いましたが、そのとき知足さんはこういいました。
「感情が昂る(たかぶる)か低迷するかの問題ではなく、心がなにごとかに異常に執着していることが問題なのです。
心が檻の中に囚われてしまうと、本来の自由な魂の活動を自ら大きく制限してしまうのです。
脳波が高いときというのは、このような状態にあるといえます」
うーん…、ちょっと難しいですよね。
わたしもはじめは知足さんがいっておられることの意味がわかりませんでした(汗)
わたしなりに翻訳しますと、
なにかに「執着」する、つまり歪んだこだわりを持つと脳波が上がってしまう。
その状態のままだと、能力が制限されてしまったり、しなくてもいい苦労を背負いこむことになったりして、わたしたち人間は本来の自由な生き方を実現できなくなる、
ということになります。
そして、わたしが今朝やらかしてしまった「怒り」の感情も、特定の人の特定の言動を対象とする「執着」です。
この執着によって、わたしは一日中脳波が異常に高い状態で居続けたものと思われます。
同僚をみかけては「聞いてよ!今朝(こんなことがあって)ネ〜…」と一日中やってしまったわけですし、当然の報いであるというべきか(※)。
あぁブーメランブーメラン。
※知足さんから「愚痴はいけません」といつもいわれています。
結局のところ、日中の高すぎる脳波がわたしの安眠を妨げた、という結論になりそうです。
(もっとも、暑くて寝苦しいのもありましたし、夜中に知足さんから「水を少々飲みなさい」といわれたのに面倒くさくて従わなかったという事実もありますので、それらが睡眠に影響したと考えています。)
執着と気枯れ
ところで、知足さんは「感情が乱れると、高次の(=高いレベルにある)神霊の働きかけ(=指導)をうまく受けとれなくなる。逆に不浄の霊や魔の支配を許しかねない」という意味のことをよくいわれます。
感情が乱れた状態のときにも脳波が上がっているのかもしれません。
さらに、「心がなにかに執着し続けている状態(つまり、脳波が異常に高い状態)があまりにも長引くと、わたしたちの魂とその親である大宇宙との接続が断たれてしまい、精神力の元となるエネルギーの供給を受けることが難しくなる」ともいわれます。
このような状態が、知足さんのいう「気枯れ(けがれ)」です。
こうなると、「精神力生命力ともに枯渇してふつうの生活を送ることは困難」らしく、この段階に至っては「脳波が大幅に低下している場合もあるでしょう」とのことでした。
なんだかこわい話になってしまいましたね;;
脳波とはなんだ
わたしは科学や医学とは無縁の門外漢なので、脳波についてエラそうに語ることはできません。
そこで、せっかくなので脳波について少し調べてみました(ウィキペディア使用)。
ウィキペディアを引っ張るのはこのブログで初めてのことです!
なお、わたしはたまにウィキペディアのサイトに寄付をしていますので、ここは堂々と引用させてもらいます。
脳波(のうは、英: Electroencephalogram:EEG)は、ヒト・動物の脳から生じる電気活動を、頭皮上、蝶形骨底、鼓膜、脳表、脳深部などに置いた電極で記録したものである。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/脳波より引用
ふむふむ。
個々の神経細胞の発火を観察する単一細胞電極とは異なり、電極近傍あるいは遠隔部の神経細胞集団の電気活動の総和を観察する(少数の例外を除く)。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/脳波より引用
ふむー…
難しいですね。
意味がわかるようでわかりません。
かんたんにいうと、脳波というのは、脳内の神経細胞の電気の動きをとらえたもの、ということみたいですね。
脳の中の神経細胞では、細胞間で電気が走って火花が飛び散るような動きが行われている、ということはなんとなくイメージできます。
ということは、脳波の高低というのは、脳内神経細胞の電気活動の活発さとか激しさといったものを表しているのかもしれません。
それでは、いよいよ脳波(周波数)が高い・低いとはどういうことなのかについてみてみましょう。
脳波の大部分を形成する特定の脳波活動を基礎律動(背景脳波)という。基礎律動は覚醒度、年齢、薬物によって変化し、基礎律動が異常をしめす病態もある。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/脳波より引用
知足さんのいう「脳の周波数」とは、この基礎律動のことだと思われます。
基礎律動には周波数帯域ごとに以下のように名前が付けられており、それぞれ異なった生理学的な意義を有している。
名称 読み 周波数帯域 δ波 デルタ波 1-3Hz θ波 シータ波 4-7Hz α波 アルファ波 8-13Hz β波 ベータ波 14-Hz
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/脳波より引用
おー! これはわかります!
アルファ波(α波)は集中しているときに脳から出ていると言いますよね!
つまり、8~13Hzという限られた範囲内での脳の周波数の動きに対してアルファ波という名前をつけたわけですね。
そして、一番高い周波数の範囲がベータ波(β波)で周波数は14Hz以上(※)。
一番低い周波数の範囲がデルタ波(δ波)で周波数は1~3Hz。
※ ベータ波よりもさらに高い周波数域(28Hzとか30Hz以上)があり、それをベータ波と区別してガンマ波(γ波)と呼ぶ考え方もあるそうです。
一般に健常者では、安静・閉眼・覚醒状態では後頭部を中心にα波が多く出現する。また睡眠の深さ(睡眠段階)は脳波の周波数などに基づいて分類されている。健常成人の安静覚醒閉眼時では、後頭部優位に出現するα波が基礎律動となる。25~65歳の正常成人では9~11Hzのαが後頭部優位に出現し、開眼、光、音刺激などで抑制される。周波数の変動は1Hz以内である。
α波を基準としてそれよりも周波数の遅い波形を徐波、周波数の早い波形を速波という。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/脳波より引用
このあたりは先ほどの部分に比べると格段にわかりやすいですね。
目を閉じて安静にしている状態では9~11Hzのアルファ波が出るらしいです。
そして、周波数域8~13Hzのアルファ波を基準として、脳から発生する周波数がそれよりも速いか遅いかによって速波と徐波のふたつに分かれるようです。
ちなみに、「徐波」の「徐」は、運転する際の「徐行」の「徐」ときっと同じ意味ですよね。
あれ??
ここでは脳の周波数(脳波)が速いか遅いか(速度)が問題になっていますが、知足さんは脳波の高低(高さ)のはなしをしていましたね。
速度と高さは同じものだと考えてもいいのでしょうか。
まぁ、たぶん同じだということで大丈夫だと思います……!
ということで、脳波が高い=脳波が速い、脳波が低い=脳波が遅いということでまとめることにします。
アルファ波以下を維持したい
ということで、脳波というものがなんとなく見えてきました。
アルファ波は、集中状態だけでなく、リラックスしているときにも出ると聞きます。
そうすると、アルファ波よりも低い(遅い)脳波の状態を維持することができたなら、その分リラックスして生活できる時間も長くなり、それが夜間の睡眠にも良い影響を及ぼすことになるのかもしれません。
逆に、アルファ波よりも高い(速い)脳波の状態が長く続くと、その分緊張しながら過ごす時間が長くなり、それが長ければ長いほど夜間の睡眠にも悪い影響を及ぼすのではないでしょうか。
どうせなら、できるだけリラックスして過ごせるほうが心にも体にも絶対に良いわけでして、それならばアルファ波かそれ以下の脳波が出るように工夫する必要がありそうです。
脳波を下げるための方法のひとつに、岩戸の息長(岩戸呼吸)という知足さん直伝の呼吸法があります。
よろしければぜひ参考にしてみてください。
このブログでは、今後も感情・脳波・生活の質の関係性について考えていきたいと思います。