新しい時代の幕開けから、早いものでもうひと月が経ちました。
先ごろの10連休にまつわる種々の騒動も、すでに過去の話となりかけているようです。
あなたのこのひと月はどのようなものでしたか?
わたしは、御代替わりの奉祝ムードもほどほどに、休み明けに津波のように押し寄せる仕事に飲み込まれ、過労で倒れる寸前まで行ってしまいました。
連休明けで業務量が爆発的に増加し、その上に同僚が入院してしまったのがその原因なのですが、6月になっても状況が持ち直す見込みがなく、正直なところ不安でいっぱいです。
もくじ
不安の心・心配の心は罪
しかし、知足さんからは「不安や心配は罪です」と言われております。
また、「このような目に遭うのにもそれなりのワケがあり、腹をくくってその道(現状)を受け容れ、明るく前向きに進んでいけば、必ずその先へと続く新たな道が現れる」のだそうです。
ですが、「生業(日々の仕事)によってここまで精神力を損なってしまってはいけない」とも言われました。
力の限り前進することと心身を休めることとは相反するものとも思え、両者のバランスをとろうとすればそれなりに苦労しそうです。
精神力の消耗と波長の乱れ
知足さんによれば、わたしが過度の疲れなどによって精神力を消耗しすぎると、お互いの波長を合わせることが難しくなるそうです。
ずいぶん前のことですが、わたしが怒ったり悲しんだり、あるいは人やモノに異常に執着しているようなときには、やはり知足さんのほうでわたしに波長を合わせるのが難しくなり、必要なところで十分に手を出せない、というようなことを言われたことがあります。
どうやら、このような状況の下では、わたしたち人間の感情が大きく動くのにあわせて精神的なエネルギーがマイナスの方向へ全開となって精神力を著しく消耗し、その結果平時の自分とは異なる波長(周波数のようなものなのでしょうか?)を発する仕組みがあるようです。
大きな感情の動きをともなう精神力の消耗によって、わたしたち人間の発する波長が普段よりもうんと低下するとか荒くなるなどの質的な変化を起こし、高い水準にある霊の発する波長と噛み合わなくなり、高い水準の「霊的な」働きかけを受け取りにくくなる、あるいは、まったく受け取れなくなるということなのではないでしょうか。
思い返せば、たしかに先月(5月)は、知足さんからの指導やメッセージを受けとる回数がいつもよりずっと少なかったのです。
おそらく、わたしの方で仕事と個人的な所用が山積みとなり、丸い心を保とうとする意識がいつの間にやら薄れてしまい、日々イライラしながら体力と精神力をすり減らし、知足さんの波長とわたしの波長が大きくズレてしまったのだと思います。
そのため、知足さんからの働きかけを十分に受け取ることができなくなってしまっていたものと理解しています。
難しい環境下を正しく生き抜くために
さて、一度このような状態に陥ってしまいますと、誰もが精神的にも肉体的にも追い詰められますし、その過程では感情が上下に振り切れてしまうような不安定な状況を経験することもあるでしょう。
その結果、本来の自分からは想像もできないような悪しき物事を思考したり、それを言葉として発してしまったり、果ては違法行為に手を染めてしまったりすることもあるはずです。
そうはいっても、すべての人にはさまざまな事情や環境があり、まったく疲れ知らずで日常を送ることができるようなケースはきわめて稀だと思います。
わたしたちは、誰もが生活していくために、さまざまな持ち場で必死で働かなくてはなりません。
誰もがみな、好きで疲れているわけではないのです。
しかしながら、知足さんは
「どんな境遇にあろうとも、大神から授かった魂とご先祖から受け継いだ肉体を決して損ない傷つけないように大切に守ることは、あなたがたのきわめて重要な任務です」
と言い切っています。
そのうえで知足さんは、心身を守りながら難しい境遇のもとでも明るく力強く生き抜くための方法として、次のものを示しています。
① すべての物事にはもれなく原因と理由があるので、あらゆる状況・現実を受け容れ、正しく乗り越えることが大切であること
② 感情を平坦に保つよう努め、どんな事態に見舞われても、どんな相手に出会おうとも、それによって自分の魂が丸く大きく成長することを確信し、そのときの自分にできる最善・最高の対応をとること
③ 住まい・居所・職場を清め(掃除すること)、通風を良くし、普段使用している寝具や椅子などを日光に十分に当てること
④ 水・お湯を使ってしっかりと体をすすぎ、入浴時はできるだけ浴槽に張った新しいお湯に浸かること
※ ③④をあわせ、知足さんは以前から自分の居場所と心身の払い清めの大切さを繰り返し説いています。
⑤ 適度の量のお米を感謝の心でいただくことが大切。家族と一緒であろうと、ひとりであろうと、大神と大自然への感謝の心を持ち、穏やかな明るい気持ちで食事をとること。
※ 知足さんは、お食事はそれ自体が神事であると言います。また、日本人はお米を食べるべきなのだそうです。ただし、お米は絶対に食べ過ぎてはならず、適量(一食あたり小さいお茶碗に軽く一膳くらいのイメージ)を守りましょうとのことです。さらに、清酒(日本酒)もいただくと良いとのことです。ですが、これも適量(一日あたりお猪口一杯分くらいのイメージ)でなければならないそうです。知足さんは、少量のお米と清酒を感謝して大切にいただくことを推奨しているようです。なお、お酒が体質に合わない方は無理に飲酒せず、お料理の際に調味料として清酒を用いることで十分とのこと。
⑥ 一日の無事を感謝し、明日も世のため人のために力を尽くす旨を誓い、幸せな気持ちでしっかりと眠ること
⑦ 目覚めたら、今日も世のため人のためにできる限りの力を尽くして魂を大きく丸く育てる旨を大神に誓い、全身に力が行き渡っていることを感じながら起き上がること
またまた長くなってしまいました。
今日の記事があなたのお役に立ちましたらとてもうれしいです。