もくじ
経緯
令和元年(2019年)9月、山梨県道志村にあるキャンプ場で、当時小学1年生であった小倉美咲さんが行方不明になりました。
その後3年近くにわたり、ご親族はもちろんのこと、延べ1,600名を超える警察官をはじめ、全国から集まったボランティアの方によって美咲さんの捜索活動が続けられてきましたが、その行方をつかむことはできませんでした。
令和4年(2022年)4月、美咲さんが姿を消したキャンプ場から東へ600メートルほど離れた地点で人骨が発見されたことから、その後2か月をかけ、警察は延べ2,000人を超える警察官を投入して付近の捜索にあたりました。
この間には、複数部位の人骨、衣服や履物などの遺留品が発見され、人骨についてはDNA型鑑定により美咲さんのものであることが特定されました。
このDNA型鑑定によって人骨の中に含まれていた肩甲骨が美咲さんのものであることが判明したことで、山梨県警は「生命維持に欠かせない部位の骨で、美咲さんは死亡していると判断した」との見解を公表しました。
そして、今月1日(令和4年7月1日)、県警は「遺留物があると合理的に考えられる場所、範囲の捜索を終えた」として、美咲さんの捜索の終了を宣言したのでした。
このブログでは、読者の皆さんとともに、小倉美咲さんの無事の帰還を確信し、願い続けてきました。
しかし、願いもむなしく、悲しい結末を迎えることとなりました。
美咲さんを悼み、御霊が速やかに安らぎを取り戻せるよう祈ろう
このブログを読んでくださる皆さん。
世界には無数のインターネット・コンテンツが存在する中、みなさんがこのブログの記事を発見し閲読されるのは、決して偶然ではありません。
心の中でだけでも構いません。
不安と恐怖の中、ご親族の元に帰りたい一心で昼も夜もなくさまよい続けた小さな命に、心からの敬意と愛情の念を手向けましょう。
美咲さんの御霊には、安らかさと穏やかさ、そして、母のぬくもりが必要です。
わたしたちがその思いを捧げると、それは美咲さんのもとへと届きます。
これにより、美咲さんは安心でき、力を得て、次の道へと進むことができます。
間接的な影響はご親族にも及び、ご親族もまた、いつしか平穏で安らかな日々を取り戻すことができるのです。
これまでの記事の取扱いについて
このブログでは、読者の皆さんとともに美咲さんの無事発見を祈りたいとの思いから、美咲さんの消息が不明となったときの状況の詳細や今後の展望などについて記事として掲載してきました。
しかし、このたびの訃報を受けて、今後は読者の皆さんとともに美咲さんのご冥福を祈るとともに、最愛のご親族を失ったご親族の悲しみが癒えるよう願っていくことが大切だと考えます。
そこで、これまでの小倉美咲さんに関する記事は削除いたしました。
犬(トイプードル)のこと
この記事のアイキャッチ画像には犬(トイプードル)のイラストを入れました。
報道機関の取材に対し、美咲さんのお母さんが「美咲は犬のぬいぐるみを大事にしていました。美咲が帰ってきたときに、このぬいぐるみをわたしてやりたいのです。」と語っておられたのをわたしは忘れることができません。