7月・8月は霊魂の活動が非常に活発になります。お盆には死者の尊厳にも思いをはせ、敬意を持って過ごしましょう。

上皇后美智子さまが皇后時代にお詠みになった和歌

こんにちは。

今日は6月30日。令和時代最初の大祓(おおはらえ)の日です。

夕方には、全国各地の神社で夏越(なごし)の大祓の神事が行われました。

大祓の神事に参集なさった多くの方々が心の中に清々しさを取り戻されたことでしょう。

大祓とは?
大祓(おおはらえ)は、半年ごとに日本全国の神社で行われる大規模なお祓いの神事です。6月30日の大祓を「夏越(なごし)の大祓」あるいは「水無月(みなづき)の大祓」といいます。

次回は年末の12月31日に行われます。これを「師走(しわす)の大祓」とか「年越しの大祓」といいます。

夏越の大祓に参加できなかったみなさん!ぜひ大晦日には大祓に参加してみてください!

さっぱりとした爽やかな気持ちで新年を迎えられること請け合いですよ。

上皇后陛下がかつて詠まれた和歌のはなし

和歌を詠む
ここですてきな和歌を一首

さて、今日はひとつの和歌をご紹介したいと思います。

まずは、この和歌を味わってみてください。

 

国譲り 祀られましし 大神の

奇しき御業を 偲びて止まず

 

読み方は、

くにゆづり まつられましし おほかみの

くしきみわざを しのびてやまず

です。

 

いかがですか?

 

実は、こちらは、平成15年に当時皇后陛下でいらっしゃった美智子さまが出雲大社に参拝された際にお詠みになった和歌で、出雲大社に詣でて」という表題が付せられています。

 

「国譲り」とは出雲の国譲りのことで、「大神」とは天孫の神々への国譲りを受け容れて実現なさったと伝えられる大国主大神のことです。

 

「出雲の国譲り」とは、知足さんがものすごく大切に考えておられる事跡(伝承)であり、このブログで取り上げなくてはならない大切なテーマなのです(なかなかその話に到達しませんが・・・(汗))。

 

わたしははじめてこの和歌を拝見した日のことを忘れることができません。

 

5年ほど前のこと、この和歌が書かれたものを、偶然とは思えない経緯で人づてに受け取りました。

わたしは、ひと目見て心を打たれ(電撃をくらうとこうなるのかな?と思うくらいに本当にしびれました)、その場に立ちすくんで動けなくなったのです。

 

その日帰宅した後、知足さんがひとこと、

「すばらしい御歌(みうた)です」

と伝えてこられたのもとても感慨深かったです。

 

実はこの数日間、知足さんが美智子さまの)御歌をぜひみなさんに知っていただきたい」といってきておられました(今日もです)。

 

そこで、今年がちょうど半分終わる今日。

そして、日本全国で大祓の神事が執り行われ、国内が清浄に祓い清められている今日。

この今日という日をもっともよい日だと考え、この御歌を紹介させていただきました。

 

知足さんの好みにより(?)、ブログ画面右側にあるサイドメニュー欄の上のほうに上皇后さまの和歌を常時表示するようにしました。

モバイル環境でご覧になっておられる方は少々見にくいかもしれません(汗)。

 

知足さんは、この御歌を、身も心も清々しく祓い清められるようなすてきな和歌だと評しておられますよ。

 

明日からは今年の後半戦が始まります。

丸く大きくあたたかい心を育てて、残りの半年間を調和と平和と幸せで満たしたいですね。

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