神社参拝においては、御祭神に対する畏敬の心を示すことが大切です。
そのため、神社に立ち入るときだけでなく、参拝を終えて神社を後にするときにも、最低限の礼儀としてしっかりとごあいさつをすることが大切です。
1. 帰りぎわのごあいさつも大事です
参拝を終えて帰路につく際にも、御祭神にごあいさつをしましょう。
あいさつとはいっても、無理に拝殿に戻らなくても大丈夫です。
境内から参道へ出る前に社殿に向かって軽く一礼し、「おじゃましました。今日はご縁をいただきありがとうございました」と心中で一言申し述べましょう。
そして、一の鳥居をくぐりわたしたちの住む世界へ出たら、振り返って社殿の方向あるいは参道の奥の方に向かって再度軽く一礼しましょう。
なお、帰りの参道も中央(正中)を通行しないように注意しましょう。
2. 心のこもった参拝は現実にも反映される
知足さんは、「ご神前とは「鏡」のような仕掛けであり、あなたが大神さまに対してとった行動はもれなく「反射」してあなたの現実に反映されます」と説いています。
また、「大神さまに対する感謝のお参りを謙虚な心で丁寧に締めくくることによって、あなたの神社参拝は完全に意味のあるものとして成立することになる」とも説明しています。
神社参拝(一般参拝)の作法をまとめました。