さきほどのことです。
お風呂からあがって水を飲んでいたら、知足さんから次のようなメッセージが届きました。
「台所にある電気のコンセントの差し込み部分を確認しましょう。ほこりをふきとりましょう。」
すぐに台所のコンセントを確認してみると、プラグの差し込み部分がほこりをかぶって白くなっていました。
わたしが除菌用のウエットティッシュを使おうとしたところ、突然「乾いたものでふきなさい」との指示がとんできて、あわてて乾いたティッシュペーパーでほこりをふきとりました。
もしかしたら危ないところだったのかもしれません・・・。
秋から冬にかけて空気が乾燥すると火災が起こりやすくなるとされています。
調べてみたところ、火災の中でも電気器具の差込みプラグ部分から出火する「トラッキング火災」の件数は決して少なくないようです。
トラッキング火災(トラッキング現象)とは、コンセントに差し込まれている電気器具のプラグの先端(この部分のことを「差し刃」というそうです)に付着・堆積した綿ぼこりが湿気を帯びることによりスパークして出火に至る現象です(参考資料:東京消防庁のウェブサイト)。
水気を含んだもので掃除しようとすると、たまっているほこりに余計に湿気を与えることになるのかもしれず、「乾いたもので!」との説示には納得させられました。
あるいは、通電している状態で掃除をしかけていたので、水気によって感電する危険があったのかもしれません。
参考にさせていただいた前掲の東京消防庁のウェブサイトでも、「長時間差したままのプラグ等は、定期的に点検し、乾いた布などで清掃しましょう」と書かれています。
みなさんのおうちの電気プラグの差込み部分はいかがでしょうか。
できればこれを機に確認してみてください。
わたしは次の休日に自宅のすべての電源コンセントとプラグの差込み部を確認し清掃することに決めました。
