7月・8月は霊魂の活動が非常に活発になります。お盆には死者の尊厳にも思いをはせ、敬意を持って過ごしましょう。

大嘗祭の間に熊野大社の上の宮跡でお祓いをさせられたはなし(後編)

お祓いに使う祓幣

島根県東部はこれまでの暖かい気候が一転して嘘のように寒くなってきました。

今年はもうすでに全国でインフルエンザが猛威を振るっているようです。

読者のみなさまには以前ご紹介した知足さん式衛生法をぜひ取り入れていただき、年末年始を元気いっぱいで過ごしていただきたいな〜と思っております。

大嘗祭が無事に終わりました!

天皇陛下一世一代の大神事である大嘗祭は、すべての日程をつつがなく終えられました。

この間、大きな自然災害などは発生せず、概ね全国的に穏やかで暖かい雰囲気に満ちていたように感じられました。

知足さんからは「大嘗祭が無事に終わるまでは気持ちを引き締めて過ごさねばならない」と繰り返していわれていましたので、ここでようやく一息つけた感じです。

 

その一方で、大嘗祭の期間中、日本国内では殺人事件や傷害事件などの重大犯罪が相次ぎました。

知足さんからは、「これらの事象は、あなた方が作り上げた社会と個人の生き方に関する重大な課題(問題)の性質を端的に表している」とのメッセージがあり、残念だというような感じが伝わってきました。

また、やはり大嘗祭の期間中、女性芸能人が麻薬所持の疑いで逮捕される騒ぎがあり、これについても知足さんから意見がありました。

知足さんは、以前から「麻薬」に関する事件を非常に問題視しておられ、厳しいことをいわれます(特に大麻の濫用事案には非常に厳しいです)。

 

本当の「令和」は大嘗祭を終えたここから始まります。

令和時代の日本をどんな世の中にしていくべきなのか、そして令和時代のわたしたちの本当の豊かさ・幸福とはどんなものなのか、わたしたち全員が「他人事」ではなく「我が事」として真剣に考えていかなくてはなりません。

前回の記事の続きです

前回の記事は熊野大社の説明だけで終わってしまいました。

今日はその続きです。

11月15日金曜日の夕方、1週間の仕事を終えた解放感を味わっていると、知足さんから「明日(11月16日の土曜日)、日の出の1時間前に起き、熊野大社へ行くように」との指示がありました。

実はこのとき、わたしは行くことを渋っていました。

この週末に1日しかない貴重な休みだったのでゆっくり休みたかったのもあるのですが、その前日(11月14日)の朝、仕事に行こうと家を出て道に出た瞬間に転倒し、そのとき足首を捻ったのか痛みと腫れがひどくて歩くのがしんどい状態であったというのが最大の理由です。

11月14日といえば大嘗祭の中心的儀式である「大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ)」の初日。

「まさかこんな日に転んでケガをするとは・・・」と、わたしは朝からそれはひどく沈んだ気持ちになったのでした。

それも、転倒した場所には特に障害物があるわけでもなく、わたしは生まれて初めてその場所でつまづいて転んだのです。

「年をとるというのはこういうことなのか・・・」と、そう思うよりないような状況でした。

その日は職場内を歩いて移動するのが大変で、足の痛みは増すばかりです。

昼休みに入って足首をさすりながら「エライことになってしまったな・・・」と不運を嘆いていると、知足さんが「それは必要なことなのです」とだけ伝えてきました。

そういうわけで、わたしとしては翌朝(しかも早朝)の神社参拝など本当に勘弁してくださいという感じでした。

ですがそのとき、ふと「今は大嘗祭の最中であること」「出雲の国では現在神在祭が行われていること」「平成から令和にかけて日本列島は非常に大きな自然災害に見舞われたが、出雲の国は危険を免れたこと」という3つのことが脳裏に浮かびました。

そして、「今だからこそ、土地の神々に感謝を伝える必要があるかもしれない」と考えを改め、翌朝参拝することを決めたのでした。

いざ、熊野大社へ

翌11月16日の土曜日は、暖かい朝だったこともあり、スムーズに起床できました。

ですが、あい変わらず足は痛みます。さすがに1日で治すことは無理だったようです。

自宅の神棚を拝んでから氏神さんへお詣りに行きました。

これは知足さんとの約束で、熊野大社(出雲の国一の宮)へ行く前には、先に近所の氏神さまにご挨拶をすることになっているためです。

この日はあいにくの雨となり、わたしが氏神神社に到着した頃には本降りになっていました。

「足は痛いわ雨に降られるわでもう散々だな〜」と思わず愚痴を言わずにはいられませんでした。

しかし、氏神神社では一つだけ良いことがありました。

いつもならこんなに早い時間(午前6時すぎ)に本殿・拝殿の扉が開いているのを見たことがないのですが、この日に限ってはすべての扉が開けてあり、しかも本殿・拝殿にはきちんと明かりまで灯されていました。ちょっとしたことですが、「良くきたな。熊野大社へも出かけてよろしい」といわれているようで嬉しかったです。

 

次に熊野大社へと向かいます。

熊野大社のある八雲町に入ったあたりで雨がやみ、空には晴れ間が現れてきました。

雲と山々に朝焼けのオレンジ色の光が反射し、薄暗い世界に神々しい光が満ちていく様子を眺めることができ、それも嬉しく感じました。

淡い朝日に照らされた熊野大社はすべてが美しく、そこには新しい時代の始まりを感じさせるような不思議な光景が広がっていました。

熊野大社・上の宮跡地を訪ねる

お礼と天皇御即位のお祝いの参拝を終えて境内の外へ出たところで、ふと「熊野大社の上の宮に行ってみたい」と思いました。

熊野大社は、古くは上の宮(山の上)と下の宮とに別れており、下の宮が現在の熊野大社で、上の宮は跡地が残っています。

また、上の宮跡から登山道を経て熊野大社の元宮を拝むことができる遥拝所へと行くことができると聞きます。

そのとき、知足さんが「呼ばれていますね。行きましょう」と、上の宮跡から山に登って遥拝所へと行くよう促してきました。

しかし、先程までの大雨で道が悪いだろうし、そもそも足を痛めているので山など登れるわけがないと思って渋っていると、知足さんから「早く行くべきです。今行くべきです」という感じで急かされ、行くだけ行ってみようかと上の宮跡を目指して歩き始めました。

登山道で起きた不思議な出来事

上の宮跡に到着し、遥拝所への登山道の入り口まで来てみると、大変そうではあるけれどまったく登れない山道というわけではないように見えました。

わたしは「せっかくなので行けるところまで行ってみよう」と思い、登山を開始しました。

ところが、少し進むと登山道の様子が一変し、初心者お断りとでもいうような急勾配の荒れた道に変貌します。

「足をケガしてるのにこんな山を登らせられるとは・・・」と弱音を吐いたわたしに、知足さんが思わぬことを伝えてきました。

 

「足に問題はありません」

 

わたしは「はあ・・・??」と思いましたが、その瞬間に大変なことに気づきました。

足が痛くないのです。なんともないのです。

だからこそ、結構大変な山道をここまで登って来ているのです。

ふり返れば、朝家を出て氏神さんにお参りするとき、時間が押していたために階段を一段飛ばしで一気に駆け上がり、帰りも階段を走って降りたことを思い出しました。

さらに、熊野大社を参拝して境内を歩き回ったときも、足の痛みを感じなかったのです。

そういうわけで、「狐につままれるとはこのことだろうか?」などと思いながらも、なんとか頂上にある遥拝所まで登り切りました。

そして祓えを行う

熊野大社の元宮を望む遥拝所の地面は美しく苔むしていて、それは神々しく不思議な空間でした。

元宮があったとされる対岸の山の上に朝日が登ってきて、まばゆい光が差し込んできます。

そのとき知足さんがいいました。

「『祓え』を」

 

こんな特別な場所で、神職でもないわたしがお祓いをするなんてどうかしています。

それに、もしお祓いの途中で誰かが登ってきたらどうすればいいのでしょうか。

 

するとすぐに知足さんが応答しました。

「あなたは内側に神を預かっている身ではありませんか。

その点ではあなたと神職とに質的な違いはありません。

あなたはあなたの神に仕えればそれで良いのです。

それに、ここへは誰も来ません」

 

そういわれるともはや返す言葉がありません。

わたしはとうとう熊野大社の元宮を望む遥拝所でお祓いを行うことになってしまいました。

 

お祓いのところどころで「わたしはなにをやってるんだろう・・・。これは一体なんなの?」などと思いながら・・・。

 

祓えを終えたあと、ますます強く輝く朝日に照らされていたら、来年(令和2年)以降わたしが取り組むべきことについて知足さんから伝えられました。

来年のお正月を迎えてからでないと公開してはいけないようなので、年明けに記事でお知らせしようと思います。

おわりに

さて、こういう経緯で熊野大社での感謝と奉祝の参拝、そして上の宮跡にある遥拝所でのお祓いを無事(?)終えることができました。

なお、家に帰ったあとは足の状態がすっかり戻ってしまい、痛いまま過ごしました(この記事を書いている今はほぼ随分痛みが治ってきています)。

 

実はさらにこの翌日、もう一つ不思議な出来事が起きました。

時間の都合で今日はここまでしか書けませんので、これについてはまた次の記事でお知らせする予定です。

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