7月・8月は霊魂の活動が非常に活発になります。お盆には死者の尊厳にも思いをはせ、敬意を持って過ごしましょう。

盛り場に潜む危険とお清めの大切さを知ってください

令和元年もはや師走を迎えました。

師走は、その一年をしめくくるためのたいへん重要な月。

このひと月の過ごし方は、翌年以降の諸々の面に影響を及ぼすと知足さんは説きます。

この師走につきものなのが忘年会ですね。

師走は、多くの方が酒場などの盛り場へと繰り出す時期でもあります。

今日は、年末にかけて忘年会の予定がつまっているみなさんに、ぜひ気をつけていただきたい点について書きました。

もくじ

飲み会で起こった体と心の異変

忘年会のイラスト

先月末、わたしは一足早い忘年会に出席しました。

飲み会は市街地の古い繁華街にある居酒屋で18時半から始まりました。

わたしは車で来ていたため、残念ながらノンアルコールです。

お酒が進んで他の参加者がしだいにいい感じに仕上がっていく中で、ノンアルコールのわたしは場の盛り上がりになんとなく乗っかれずにいました。

いつもならとっくに酔っぱらっている頃なので、「アルコールの力というのは実に偉大だな~・・・」などと思いながら鍋をつついていました。

 

そのときです。

ふと違和感を感じました。

どんな違和感かというと、なんとなく全身がおかしいのです。

それからしばらくして、時間でいうとおそらく10分ほど経ったころ、明らかな異常が現れはじめます。

全身になんともいえないような気だるさが広がっていったのです。

それは、風邪を引いたときの熱の出はじめの頃のような、そんな倦怠感でした。

 

このように身体的な感覚として知覚した異常が、さらに数十分経つとそれまでとは明らかに異なる心理状態となって現れはじめました。

その心理状態を文字でどう表せばよいかが悩ましいのですが、単純に「つまらない」とか「めんどくさい」というような気分、他人が楽しそうに盛り上がっている様子を横目にして「どうでもいいわ」とでもいうようなそんな気分に支配されていることに気づいたのでした。

この日のわたしは翌日(土曜日)の午前中にも仕事が入っているという状況ではありましたが、その直前まで「つまらない」とか「早く帰りたい」などと思うことはまったくありませんでした。

お酒こそ飲んではいませんでしたが、それなりに楽しく会話をしていましたし、なによりそこのお店の料理がとてもおいしくて、次々と運ばれてくる皿に喜んで箸をつけていたくらいです。

「こりゃなにかが入ってきたんだな」わたしはそう思いました。

つまり、一種の憑依現象が生じたものとわたしは解釈したのです。

その証拠に、倦怠感や退廃的な心理状態を知覚しながら、その状態を冷静に分析している自分もまた同時にそこにいたからです。

アルコールを摂取すると一時的に風邪に似た状態になることがありますが、その日はノンアルコール。

体調に変化を及ぼすような料理もなく、飲み会自体も穏やかで楽しい会です。

また、わたし自身の身の上にも不安や悲しみのような精神状態を生じさせる出来事もありませんでしたので、このような心理的変化が生じる理由はほかに見当たりませんでした。

「残留思念」という存在

憑依というのは心に隙があるときによく起こります。

また、自分自身の霊としての波長が下がっているときにもしばしば起こります(文字で説明するは難しいのですが、要は霊体としてのコンディションが悪く、そこにいる不浄な霊と感応しあってしまうという現象です)。

幸いなことにその飲み会は定刻で終了し、2次会もありませんでしたので、わたしはそそくさと車で帰宅しました。

帰宅してシャワーを浴びていると、知足さんがやってきてこう伝えてきました。

「憑依ではありません」

浴槽から出たころにはもう完全に気分が切り替わっており、完全に正常な状態を回復していました。

体が冷えないうちにいつもより早めに布団に入ってから「あれはいったいなんだったのかな?」と考えていたら再び知足さんがあらわれました。

「あの場所に蓄積した思念にあてられたのです。

盛り場にはかならずといっていいほどそのような思念が残留しています。

今夜のあなたはいつもどおりの状態でしたから(飲酒していない、酔っぱらっていないという意味のようです)、残留思念が流れ込んでくる過程をご自分で観察することができましたね」

どうやら、1滴もお酒を飲んでいなかったわたしはあらゆる感覚がふだん通りだったので、「いつもとは違う感覚」として居酒屋に蓄積している残留思念の流入をとらえることができたようでした。

 

ではその残留思念とはなんぞやというはなしになるのですが、知足さんがいわれることによると、繁華街にある商業施設、特にお酒を出すお店(酒場など)や、ギャンブル的要素の強い娯楽場(パチンコ店や馬券・舟券売り場など)には、過去にそこを行き交った人々の抱いた欲望や悲しみといったさまざまな心が念となって蓄積しているといいます。

これらの場所には、金銭と人生に関する欲望と失意の念がぎっしりと堆積しているのだそうです。

そのほかにも、風俗店やホテルのように性欲を刺激する場所も非常に強い念が蓄積しやすいとのこと。

 

知足さんいわく、このような残留思念の多くは、それにあてられた人の道を誤らせる具体的な影響力を帯びている」とのことです。

そのため、

「そのような場所を客として訪れる人も、また生業(なりわい)としてそのような業種を営む人も、常日頃からそれらの場所を祓い清めること、そして、これらの場の特殊性を常に自覚し、ご自身の心身を努めて清浄に保たなくてはなりません。

これを軽んじるならば人生はしばしば望まぬ方へと開けることを覚悟しなければなりません」

ということです。

思念だけでなく不浄霊が集まっていることも・・・

知足さんは、そのような場所には思念だけではなく、不成仏の御霊が生前そうであったようにいつまでもその場にとどまることもある、といいます。

基本的にはわたしたちがこれらの霊魂と関わりあうことはそう多くはないとのことですが、やはりわたしちの心に隙があったり、怒りや悲しみなどの心を持つことで自分自身の霊体のコンディションを著しく低下させているときには、これらの霊魂と引き合ってしまい、その影響を受けることがある、と知足さんはいいます。

この場合は本物の憑依ですね・・・。

おわりに

お風呂に入りましょう

お酒を飲んで帰ったらお風呂にも入らずにそのまま寝てしまうこともありますよね。

でも、わたしの経験上これは最悪です。

おうちに帰ってからある程度酔いの覚めるのを待ってシャワーを浴びたり、あるいはせめて顔を洗い歯磨きをして、仕上げに熱いお湯につけて絞ったタオルで全身を拭くなど、これだけでもかなりお清めの効果があると感じました。

ご注意
お酒に酔った状態でお風呂に入るのは危険です。
入浴は必ず酔いが醒めてからにしてください。
また、寒い季節ですので、ヒートショックにより心臓や血管への負担がかからないよう、脱衣所やお風呂場を十分に暖めることも大事です。

なお、知足さんは、盛り場へ出かけた際に着用していた衣類はできるかぎりすべて洗濯することをすすめておられます。

そうはいわれても、ジャケットやらコートのようなものなどはそう簡単に洗えないのですが・・・。

 

忘年会に出席して楽しんだあとは、心身の清めもお忘れなく!

本日からはじまる令和元年の最後の一カ月を明るく元気に生ききりましょう!

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